コラム
今日からできるセキュリティ対策
パスワードは使い回さない
別のサービスから漏れた ID とパスワードの組を使って、ログインを試す攻撃があります(パスワードリスト攻撃)。同じパスワードを使い回していると、1 か所で漏れただけで、ほかのサービスにも入られてしまいます。
- サービスごとに、違うパスワードにする
- 10 文字以上で、数字・記号・大文字・小文字を混ぜる
- 覚えるなら、関係のない単語をいくつかつなげ、間に数字をはさむ
- 定期的に変える必要はなし。漏れたと分かったら、すぐに変える
補足:全部を覚えるのは無理があるので、パスワード管理ツール(ブラウザやスマートフォンの保存機能・専用のアプリ)に任せるのがおすすめです。
多要素認証・パスキーを使う
パスワードに加えて、スマートフォンに届くコードや通知などで本人を確かめる仕組みが、多要素認証(二段階認証)です。パスワードが漏れても、それだけではログインされにくくなります。
- 使っているサービスの設定で、多要素認証をオンにする
- パスワードの代わりに、指紋・顔・PIN でログインする「パスキー」に対応しているサービスなら、パスキーも使う
- 届いた認証コードは、だれにも教えない(知人を名乗るメッセージでも)
OS とアプリを最新にする
アップデートには、見つかった弱点(脆弱性)の修正が含まれます。更新の通知が来たら、後回しにせず入れます。
- Windows・macOS・スマートフォンの OS
- ブラウザ・Office などのアプリ
- アプリは、公式サイトや公式ストアから入れる(提供元の分からないアプリは入れない)
メール・SMS のリンクを開かない
実在の会社や役所を名乗るメールや SMS で偽のサイトへ誘い、ID・パスワード・カード番号を入力させる手口があります(フィッシング)。
- メールや SMS のリンク・添付ファイルは、不用意に開かない
- 本物か気になるときは、リンクではなく公式サイトから確かめる
偽の警告画面が出たら(サポート詐欺)
Web サイトを見ていると、突然「ウイルスに感染しました」という画面が全画面で出て、電話をかけさせようとする手口です。画面が出ただけでは、ウイルスには感染していません。
- 表示された電話番号には、絶対に電話しない
- Esc キーを長押しして、全画面を解除する
- 右上に出た「閉じる」ボタンで、ブラウザを閉じる
- 閉じるボタンが出ないときは、画面の中を一度クリックしてから、もう一度 Esc キーを長押しする
席を離れるときは画面をロック
少しの間でも、画面をつけたまま離れると、のぞき見やなりすましの原因に。ショートカット 1 つでロックできます。
| OS | キー | 動き |
|---|
| Windows | Windows + L | 画面をロック |
|---|
| Mac | Control + Command + Q | 画面をロック |
|---|
補足:Mac の Shift + Command + Q はログアウト(開いているアプリを閉じる)なので、ロックとは別の操作です。
完全無料・登録なしですぐ使えます
ショートカットキーをマスターして、あなたの仕事のスピードを爆速に引き上げましょう。